細見耳鼻咽喉科医院|神戸市中央区北長狭通の耳鼻咽喉科

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〒650-0012
兵庫県神戸市中央区北長狭通5丁目7番5号

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診療案内

治療について

医院外観

診察、検査を行い、症状に合わせて薬をお出しします。
病気の内容、程度によっては注射、点滴が必要な場合もあります。

腫瘍性病変(特に悪性腫瘍)が存在しないかどうかに注意して診察を行っています。
詳しい検査などが必要な場合には専門施設にご紹介をいたします。

スギ花粉症、ダニアレルギーでお困りの方には舌下免疫療法を行うことができます。

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よくある症状、代表的な病気、よく行う検査

症状 代表的な病気 検査方法
耳が痛い・耳だれが出る 中耳炎、外耳炎 など 細菌検査
耳がかゆい 皮膚炎(湿疹) など
聴こえにくい・耳のつまった感じ・ひびいて聴こえる・耳鳴り 突発性難聴、低音障害型難聴、滲出性中耳炎、耳管狭窄症、耳管開放症 など 聴力検査
めまい(ぐるぐる回る、ふらふらする) 良性発作性頭位めまい、メニエル病 など 聴力検査、めまい検査(赤外線CCDカメラ)
鼻水・鼻がつまる・くしゃみ 急性鼻炎、アレルギー性鼻炎 など 鼻汁好酸球検査
鼻が痛い・色のついた鼻汁が出る・鼻汁がのどに流れる・においがわからない・鼻血・顔が痛い・頭が重い・頬が腫れた 副鼻腔炎 など レントゲン検査、内視鏡検査(ファイバースコピー)
のどが痛い・食事がとれない 咽頭炎、扁桃炎 など 血液検査
声がかすれる・せき・痰 喉頭炎、気管支炎、声帯ポリープ など 内視鏡検査(ファイバースコピー)
よく鼻をすする・口で息をしている・よく熱を出す・いびきが大きい・睡眠中に息が止まる・熟睡できない アデノイド、扁桃肥大、睡眠時無呼吸症候群 など 内視鏡検査(ファイバースコピー)
眼が閉じにくい・食べ物がこぼれる 顔面神経麻痺 聴力検査、神経の電気刺激検査

注意が必要な症状・病気

  • 耳が痛い
    よくある症状ではありますが、帯状疱疹顔面神経麻痺の初期症状である場合もあります。異常を感じたら放置せず、受診をご検討ください。
  • のどがとても痛い
    感染した細菌が扁桃腺周囲組織の深いところまで広がり、膿となって溜まる扁桃周囲膿瘍や、悪化すると気道を閉塞させることもある喉頭蓋炎などの場合があります。強い痛みがある場合は早めにご相談ください。

よくある質問

急性中耳炎と言われましたが、熱が下がっても薬はのまなければなりませんか。

急性中耳炎の原因となった細菌がいなくなって、炎症が治まるまで薬をのむ必要があります。特に1歳前後の小さな子供さんでは、長めに薬をのんでいただいて、ぶり返すことがないか確認することが大切です。

中耳炎で鼓膜切開をくり返して、きこえが悪くなりませんか。

のみ薬だけで中耳炎が治らない場合に、鼓膜切開をくり返し行わなければならなくなりますが、膿を出して細菌の量を減らすことが大切です。ほとんどの場合、鼓膜は自然に閉鎖します。むしろ、炎症が長引く、重症化するほうがのちの聴力悪化の原因になりえます。

耳鳴りは治らないのですか。

耳鳴りの原因となる病気がないかどうか、まず調べる必要があります。病気が原因の耳鳴りであれば、その病気の治療によって耳鳴りが治る可能性がありますが、多くの場合、耳鳴りは内耳性の難聴が原因になっていることが多いので、実際のところ治療は困難であると言わざるをえません。

この場合、まずは耳鳴りのせいで眠れない、生活に支障が出る、ということがなく過ごせるのを目標にしましょうとお話しています。

アレルギー性鼻炎の薬をのんでいると調子は良いのですが、これからずっと薬をのみ続けなければならないのでしょうか。

アレルギー性鼻炎で多いのはスギ花粉症ですが、他にもヒノキ花粉、イネ科の花粉、ダニ、ホコリ(ハウスダスト)、動物の毛、フケなど原因は多数あります。

大きく分けて、季節の花粉とその他年中あるものに分けられますが、花粉症ならその季節だけ薬を続ければよいのですが、ダニ、ホコリ類に対してはずっとのみ続けなければならなくなります。

ただ、季節に関係なく起きるアレルギーでも、調子の悪い時と良い時の波がありますので、調子の悪い時にはきっちりと薬を使って、良くなってくれば徐々に薬の量を減らすことができることが多いです。急に薬を中止したり、無くなってしまうとすぐに元通りになることがあります。

スギ花粉症、ダニアレルギーで困っておられる方には舌下免疫療法をご案内しています。アレルギーの治療は抗アレルギー薬を使って症状を抑える対症療法が中心ですが、スギ花粉症、ダニアレルギーについては免疫治療を行うことで症状の緩和が期待できます。

しょっちゅう鼻血を出しています。

子供さんの場合、背景に鼻の病気(アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎)があることがよくあります。鼻が気持ち悪いのでよく鼻をさわり、鼻血が出る原因になっています。

鼻炎、副鼻腔炎の治療をすれば鼻血も出なくなることがほとんどです。

ちくのう症の手術は痛くて大変だと聞きましたが…。

以前に行われていた、口の中から切開して行う手術のことだと思われます。最近は内視鏡を使った、侵襲の小さな手術が主流となっていますので、必ずしもあてはまらないと言えます。現在はほとんどの場合、全身麻酔で手術が行われています。

扁桃腺は取ったほうが良いのですか。

いわゆる扁桃腺(口蓋扁桃)は、それ自体がなんらかの症状の原因となっていなければ、取る必要はありません。ただ、次のような場合には、手術で取ったほうが良いと考えます。

のどが痛み、高い熱が出て、よく学校や仕事を休む。扁桃腺が大きいために、いびきがあって睡眠中に息が止まることがある。

ステロイドは怖いと聞くので、使いたくないのですが…。

確かにステロイドの薬は使わなくてすむのであれば使わないにこしたことはありません。副作用に注意することが重要です。

よく処方されるステロイド点鼻薬(スプレー、パウダー)では長期に使用しても、まず全身的な副作用が問題になることはありません。嗅覚障害の際に使われる液体の点鼻薬は長期間続けるのは好ましくないので、期間を限って使用します。

内服薬も必要なことがありますが、一般の耳鼻咽喉科で長期にわたって継続が必要な場合はごく限られると思います。注射薬も使用しますが、短期間に限られます。

私たちもステロイド薬による副作用がないよう、ステロイド薬の適正な使用には気をつけています。ステロイド薬が必要な場合はあり、その際にはしっかりと作用します。使用するのを躊躇して、必要な治療の機会を逸することがないようにしたいと考えております。

何カ月も前からのどがつまった感じがずっとしています。

唾液を飲み込む時や、なにもしていない時にのどが気になる、という症状が続くことがあります。まずは喉の深部、頸部をよく診察することが必要です。場合によってはさらに奥の食道内の検査(いわゆる胃カメラ)や頸部の検査(CTやMRI)などを受けていただく場合もあります。

診察、検査の結果、明らかな異常が見つからないことも少なくはありません。その場合でも、自覚症状が続くあいだは定期的に診察を受けていただき、異常がないかどうか観察を続けたほうがよろしいでしょう。

原因としてありうる疾患。
のどの病気、鼻の病気、胃食道逆流症、アレルギー、甲状腺の病気、腫瘍、貧血、内分泌異常、異常感症、ストレス、その他

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